学校検診
投稿日:2021年6月23日
カテゴリ:未分類
こんにちわ、下総中山アール歯科の若林です。
新型コロナも収束に向かっているようないないような日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、先週のことですが学校医を務める市川市新井小学校に検診に行ってきました。
前年度伺った際に、あいうべ体操のお話をさせていただき、その後職員、生徒皆さんやってくれているとのことでとても安心しました。
近隣の小学校の先生や生徒さんたちもしてくれているようで息育指導士として嬉しい限りです。
あいうべ体操をすることにより正しい鼻呼吸ができるようになると、風邪をひきにくくなったり、不正咬合の防止、アレルギーの予防、など様々な効果が確認できています。
なんといっても費用が掛からないのでとてもお得ですね。
そして、なにより近年予防歯科の浸透によりお子さんの虫歯も着々と減っているのも実感します。
その昔、約30年前には予防歯科を取り入れることに国は反対していたと聞きます。
歯医者は削って詰めてをしていればいい。そんなことをしたら歯医者は儲からないと言われた時代があります。
とある歯科医療先進国の教授が来日した際も、この国は30年遅れている。なぜ予防歯科を取り入れていないのか?
と言われたそうです。
しかし、予防歯科が浸透してきた昨今では歯が痛いから見てくれという患者さんは昔より減ってきていると感じます。
患者様に「治療が終わったからもう安心だね!」と聞かれることがあります。
もちろん、頑張ってきていただいて全部治ったときはこちらも嬉しいです。
でも、ここからが本来のスタートなので頑張っていきましょう。
とお伝えしています。
歯科医院は痛いところを治療をしに来るところではなく、普段の自分の歯磨きができているか確認、テストする場所だと思っていらしていただけるとありがたいです。
歯科衛生士、歯科医師は、健康で元気な生活を送れるライフプランナーだと思っていただけたらと思います。
そして、また来年度の学校検診が楽しみな一日でした。
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