セラミックの種類
投稿日:2023年10月16日
カテゴリ:未分類
みなさん、こんにちは!
歯科衛生士の小川です。
前回は保険の被せ物の種類についてお話がありました。
今回は、当院で使用している3種類ある自費の被せ物について詳しくお話していきます。
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①ジルコニアセラミック
●長所
・優れた強度をもち噛む力が強い方や歯ぎしりをする方が、使用しても割れる心配はほとんどない
・金属を使用しないので、体に優しい
・透明感のある仕上がりを実現できる
▲短所
・特になし
②フルジルコニア
●長所
・非常に割れにくく、噛む力が強い方でも適応可能
・金属を使用しないので、体に優しい
▲短所
・白色度が高いため、色が浮いてしまうことがある
③オールセラミック
●長所
・汚れが着きにくく、虫歯の再発リスクが低い
・天然歯のような透き通った審美性を表現できる
・金属を使用しないので、体に優しい
▲短所
・力が強い方や歯ぎしりをする方は割れてしまうことがある
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それぞれ異なった特徴がありますが
ご覧の通り、自費の被せ物はすべて金属を使用しないという点が共通しています。
では、金属を使用していないとなぜ良いのでしょうか??
そして、金属は体にどんな影響を与えるのでしょうか??
金属の被せ物(銀歯)がお口の中にあると、
金属が唾液に溶けて体内に取り込まれます。
そうすると、次のようなことが起こる可能性があります、、、
・発疹などのアレルギー症状を引き起こす場合がある(アトピー性皮膚炎)
・肝臓、腎臓に蓄積され臓器機能障害の恐れがある
・脳に蓄積されると脳梗塞やアルツハイマーなどの脳障害を引き起こす原因になる
・溶けた金属が歯茎に沈着し、歯茎が黒ずみ、変色を引き起こす原因になる
その他にも被せ物をして再び虫歯になりやすい原因として、
金属の劣化が挙げられます。
歯と銀歯の隙間ができると、そこに虫歯が発生しやくすなります。
自費の被せ物の特徴として見た目の美しさはもちろんですが、
長期的な健康にもつながります!
患者様みなさまにご希望に沿った治療のためにも、
不安なこと気になることがございましたら
お気軽にご相談くださいね♪
次回は、『縁下(えんか)カリエス』についてお話します。
最後までお読み頂きありがとうございました!
下総中山アール歯科 歯科衛生士 小川
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