正しい水分補給3つの話
投稿日:2020年8月5日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちわ、下総中山アール歯科です。
ようやく梅雨明けもして、連日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
さて、今日は脱水にならないための正しい水分補給のお話です。 皆さんは水分補給というと単純に水を飲むということだと思いませんか?
実は水分補給と喉が潤うのは別のお話です。
成人は一日約2500ミリリットルの水分が排出されます。 そして、体液はナトリウムやカリウムなど電解質と呼ばれる成分を含んでおり、運動、発熱などで大量に汗をかいて水分を失った場合、電解質を含まない水やお茶をたくさん飲んでも、水分は蓄えられません。
なぜなら、入ってくる水分によって電解質の濃度が薄められてしまうため、体が体内の濃度バランスを保とうとすることで、摂り入れた水分を尿として排泄するからです。 日常の水分補給はお茶や白湯でもよいですが、大量に汗をかいた時や連日の猛暑対策は電解質を含んだ飲み物やで水分を補いましょう。
しかし、そこで注意しなければいけないのはスポーツドリンクの飲み過ぎです。
スポーツドリンクには大量の砂糖が含まれており、500ミリリットル中約30グラムの砂糖(なんと、スティック約10本分!!)が入っています。
世界保健機関(WHO)は、成人の一日の糖質摂取量の目安を25gとしていますので、スポーツドリンクを一日一本飲んだらそれだけで過剰接種になってしまいます。 全く接種しないというのはなかなか難しいと思いますが、砂糖とはうまく付き合っていかないと体調不良や老化が進んでしまうので気を付けてくださいね。
良かれと飲んでいたものが知らぬ間に健康の弊害になってしまうこともあるので本当に怖いです。
自分のおすすめは麦茶ですが、飲み過ぎると歯に色がつくので気になる人は経口補水液がベストだと思います。
本格的な夏を前に、正しい水分補給を見直して健康に生活していきましょう!
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