ジルコニアインプラントってどんなもの?
投稿日:2024年6月10日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは、下総中山アール歯科院長の若林です。
皆さんはインプラントにも種類があることをご存じでしょうか?
虫歯治療に銀歯やセラミックなどの様々な材質なものがあるようにインプラントにも様々な材質があります。
そこで今回はインプラントの材質の1つであるジルコニアインプラントについてお伝えしたいと思います。
世界最多実績のZ-systemsインプラント
ジルコニアインプラント社(Z-systems)は世界最多のジルコニアインプラントの実績を誇ります。
アメリカや日本でのジルコニアインプラント市場はZ-systems社製のものが90%占めており、フランスでも50%以上のシェアがあるものです。
ジルコニアインプラントとは?
ルコニアインプラントとは、従来の「チタン」という金属のインプラントとは全く違います。ジルコニアは人工ダイヤモンドともいわれる材質で、金属ではありません。一般的にほとんどすべてに近いインプラントに使用されている材質は「チタン」です。このチタンという金属は、骨と結合しやすい特徴を有しており、人体に安全であるとされていますが、近年、特に欧州ではチタンの有害性についていわれるようになってきました。チタンは、インプラント以外では、化粧品・日焼け止めや、食品などにも使用されています。そのため日常的に体にとりこまれることから、日本でも アレルゲンのひとつになっている金属です。
ジルコニアインプラントの安全性とメリット
ジルコニアインプラントの一番のメリットとしては金属アレルギーの心配がないということです。
先ほどお伝えした通り、人工ダイアモンドともいわれる材質で金属は使用していません。
当院では、Z-Systemsジルコニアインプラントを採用しています。インプラント治療によるリスクを徹底的に低減するための選択です。もちろんインプラント治療は、経験豊富な理事長が行います。Z-Systemsジルコニアインプラントは、金属を含まないジルコニアセラミックインプラントの世界的リーダーです。Z-Systemsジルコニアインプラントのすべての製品はスイスで製造されています。Z-Systemsジルコニアインプラントでは、セラミックインプラントを備えた生物医学的インプラントソリューションの包括的な治療コンセプトを提供しています。 Z-Systemsジルコニアインプラントは、金属ではないため、生体親和性、審美性の面で非常に高い水準を満たしています。チタン金属に不安がある方やアレルギーの心配な方にも安心してご利用いただけます。
最後に
Z-Systemsジルコニアインプラントは金属を使用していませんので、金属アレルギーでインプラントを諦めようかと考えていた方にも最適な材質になります。
しかし、インプラントといってもやはりご自身の天然歯に勝るものはありません。
少しでも長くご自身の歯を使い続けられるようしっかり毎日のセルフケアと定期的歯科医院でのメンテナンスを受けるようにしましょう。
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