当医院の新型コロナへの感染拡大対策
投稿日:2020年4月17日
カテゴリ:スタッフブログ
皆様こんにちは、下総中山アール歯科です。
世間はコロナ騒動で大変なことになっています。
最近よく耳にするのが「歯科医院は感染リスクが高い」
という話題です。
それは間違った認識ではありませんが、物理的な距離のみの見解で、そこに術者のマスク、グローブ、シールド、患者さま毎の器具の滅菌、交換は前提として入っておりません。
それら我々が普段している感染対策をスタンダードプリコーションと呼びます。
スタンダードプリコーションとは、感染症の有無にかかわらず全ての患者さまを対象に、以下のものを感染の可能性のある物質としてみなし、対応する予防策のことです。 ※スタンダードプリコーションを実践することで、未知の病原体からも暴露を防ぐことができます。
それらを考慮せずに距離だけで測ると必然的にリスクが高いのはもちろん歯科医院(われわれ医療従事者)となります。
実際にB型肝炎、C型肝炎、ノロウイルス、インフルエンザ等の患者さまもたくさんいらっしゃり、最近ではHIVの患者さまもめずらしくはないです。
でも、ずっとそれら感染症と言われるものと我々は昔から常に感染のリスクを抱えながらも最前線で診療しております。
しかしながら、スタンダードプリコーションの徹底のお陰で、それら感染症に暴露して罹患した例はほとんど聞いたことがありません。
今回のコロナ騒動でも日本において、毎日増え続ける感染者数からいうと一番罹患しているはずなのは歯科医療従事者のはずです。
しかしながら、幸いなことにほとんど耳にして無いです。
それは何故か、コロナ騒動の何年も前から我々は常にスタンダードプリコーションを徹底して実施しているからです。
それ以外の感染拡大対策としては、空間洗浄として次亜塩素酸水を診療室内で噴霧しています。
そして、次亜塩素酸滞留装置も導入しておりますので各ユニットから出る治療に使われてる水、院内自体から出る水全てに殺菌水が使われていますので、無駄な感染リスクはほぼ0に近いのでご安心下さい。
そして、一昨日からはより一層の感染拡大対策としてら受付に抗菌スクリーンシートを貼らせてもらっています。
今までしてきたスタンダードプリコーション+で空間除菌と抗菌スクリーンシートを設置させてもらっております。
もちろん100%防げる訳ではありませんが、限り無く100%に近付けることは出来ていると自負しておりますのでご安心下さい。
ただ、発熱等で体調不良の方は診療を見合わせて頂くことがありますので何卒よろしくお願いいたします。
※空間除菌としての家庭での使い方
液と水(精製水)を1:10の比率で希釈してください。
噴霧の際は次亜塩素酸対応の加湿器で噴霧してください。
ご希望の方は販売も行ってますのでご来院の際にお声がけください。
※精製水は無料でお分けしてますのでご希望の方は空のペットボトルをお持ちください。
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